2010年6月7日月曜日

思い出す方法

人間の記憶は側頭葉に貯められています。

物忘れをしたときには、この側頭葉の部分(耳の上のあたり)を刺激すると血行が良くなり、脳細胞を結ぶ神経回路シナプスがつながりやすくなります。

学習し、記憶したことは必ず脳のどこかにしまいこまれています。思い出せないというのは、どこにしまいこまれているのかが分からないという状態。

思い出すためには、記憶されている部分のをマッサージしながらだと、思い出しやすくなるということだそうです。。

2010年5月28日金曜日

中古教材を高く売るコツ

高く売るためのコツ

いくら中古教材でも、どうせ売るなら高く買い取ってもらいたいもの。そのためには、自分が持っている教材が少しでも高く売れるように、いったいいくらで売れるのか把握しておくことが大事です。セットの教材は、欠損があっても単品でも大丈夫ですが、できるならセットのものはセットで売りましょう。フルセットのほうが買い取る側もメリットがあるので、高価で買い取ってくれます。


売る前に汚れを落とし清潔に

そして、教材の汚れを落としきれいにしましょう。だれに売るのであっても、汚れをきれいに落として教材に対する印象を少しでも良くすることで、よいイメージを与えます。


欠品や落丁、書き込みなどを明確に


欠品や落丁はもちろん、書き込みや機械の故障などがある場合は必ずその内容を買い取り側に知らせ、了解してもらった上で品物を買い取ってもらうようにしましょう。故障などを知らせないで買い取ってもらうと、トラブルになります。これは、売る側の当然の良心ですよね。


梱包には気を使おう

直接お店に売るのではなく、ネットで買い取ってもらう場合は、郵送しなくてはなりません。商品を梱包する際、幼児教材が破損したり傷ついたりしないように気をつけましょう。教材が破損したり傷ついたりする原因は、隙間です。段ボール箱の中で教材が動いてしまい、CDが破損したり、機会が壊れてしまったりすることがあります。

梱包のときにできる箱の隙間には、新聞紙などを詰めて隙間を埋め幼児教材が動かないようにして梱包することが大切です。教材と箱の間にも新聞を入れるとクッション代わりになって教材が箱と擦れたりしないで傷がつきません。

そして、支払方法と時期を確認することも忘れないで下さい。

古い教材が家計を助ける?

子供が成長するにつれ、いろいろ出費が出てきます。家の隅に眠っている子供の幼児教材が家計の手助けをしてくれるかもしれません。


汚れていても、欠損があっても大丈夫

でも内の教材は、「こんな状態で、売れるのかな?」そう思ってあきらめないで、欠品・紛失・破損等、どんな状態でも無料で見積りしてもらえるので、仮査定をしてみてはどうでしょうか。

絵本の汚れ、書き込み、消耗品の紛失などは、ご使用していれば当然のことです。でも、教材専門店の『Swing Kids』は、そのような状態でも買取をしてくれます。


売るならば早いほうが得


幼児教材の買い取り金額は、購入年数が経つにつれ、だんだん低くなっていきます。新しいほうが高いのは当然ですよね。1年後には買い取り価格が半額以下にということもあります。

特に、子供英語教材の「ディズニーの英語システム」、大人教材のSSI社『ナポレオン ヒル』や関連の速聴教材などは、欠品等があっても高価で売ることができます。教材は「売ろうかな」と考えた時が売却のチャンス。機会を逃さないで売ってしまったほうが得です。品物を「いつか使うかもしれない」などと思ってとっておいて、結局は使わず捨ててしまうことになったという経験はありませんか。

少しでも高く買い取ってくれる、売りたいと迷ったときが売るチャンスだと思います。

2010年5月5日水曜日

国語の読解力を上げる

国語の読解が苦手、書いて あることがよく分からない。あなたがそんな悩みを持っているのなら、こんな方法を試してみて下さい。

紙と鉛筆、そして国語の教科書を用意します。

教科書の中で、説明文・論説文や物語の所を選び、見開き2ページを音読します。(2ページの中でちょうど段落が切れるところまで)

音読したら教科書を伏せます。

伏せたら、読んだところに何が書いてあったのか、内容を紙に書き出します。 書き終えたら、教科書を見て自分が書いたものが正しいかどうか確認して下さい。

この練習を繰り返すと、そのページで何を伝えたいのか、何が大切なのかがだんだんを分かるようになります。

2010年5月1日土曜日

「成績を上げたい」気持ち

勉強は本来成績のためにするものではありません。

でも、中高生にとって、成績は切実な問題です。

どうすれば成績が上がるのでしょうか?

それは、「成績を上げたい」という、強い気持ちを持つことです。

これが心のエネルギーとなり、本気の学習が動き始めます。

当たり前のことすぎて話にならないですか?

本当なんですよ。

「上がるといいなあ」「入れるといいなあ」と、ばくぜんと思っている人ははたくさんいますが、本気で成績を上げたいという気持ちを持っている人は少ないですね。

大人でも同じではありませんか。

あなたは、「成績を上げたい」という、強い気持ちを持つことができますか。

勉強する理由

私たち人間は、昔の人が残した知的なことを受け継いで発展していきます。

でも、その中の心や情緒、体験というものは受け継いでいくことが出来ません。

しかし、それを学ぶことは出来ます。

世の中には、若者、お年寄り、赤ちゃんなどさまざまな人がいて、それが身近なところだけではなく、世界各地にいるわけです。

その人たちと平和に暮らしていくためには、お互いのことを理解し尊重しあわなければなりません。

他の人のことを広く受け入れなければ、社会は成り立たず争いが起きます。

歴史や古典などを学ぶと、昔の人が何を考え、どのようなことを正しいことと考えてきたのが分かります。

また、さまざまな書物によって、日本ばかりではなく世界の人の考え方、文化習慣を知ることが出来ます。

学習をすることで、私たちは、何が正しいのか、人間とはどんなものなのかなど、深く考えることができるのです。

2010年4月23日金曜日

スラッシュ・リーディングで英語が読める

英語を聞いていて、あるいは英文を読むときに音の切れ目が分からなくて聞き取れない、上手に読めないという悩みを解決する方法があります。

英文にスラッシュを入れる方法です。


CDなどから流れる英語を何度も聞いていると、音が切れている部分があることに気づきます。英文のその部分にスラッシュを入れていくと、リスニングやリーディングが楽になります。

自分でスラッシュを入れられれば一番いいのですが、英語の音や早さに慣れていない生徒にとってはちょっと苦痛のようです。

朋徳学院吉原教室では、句や節、意味の切れ目ごとにスラッシュを入れたプリントを生徒に渡し、モデル音を聞いてから英文を読ませる練習をします。

スラッシュを入れて英文の切れ目を分かるようにすると、ちょっとスピードの速い英語でも抵抗感が無く聞けるようになり、リーディングも上達します。

また、スラッシュを入れることで意味のまとまりが視覚的にとらえられ、英文を前から順にそのまま理解できるようにもなっていきます。

英語のリスニングやリーディングが苦手な人は、ぜひ試してみて下さい。

英語を聞き音読する

あなたは、英語の勉強というと、教科夜の本分の意味が分かり、文法を理解すれば終わりだと思っていませんか。

せっかく英語の勉強に時間を使うなら、それだけではもったいないですよ。

言葉というのは、もともと音で意味を表すことから生まれ、文字が発明されそれを読んだり書いたりはそのずっと後のことです。

ですから、語学を学ぶ場合、音が無い練習というのは考えられません。

語学の基本は、聞いたものを声に出す、声に出して読むことが大切。これをするのとしないのでは、英語力に大きな差が出てきます。

成績を上げる英語学習の第1原則は、意味が分かる英文を聞き、それを何度も声に出して読むことです。

2010年4月7日水曜日

分からなくても子どもに説明する

子どもが何か興味を示したり疑問を持ったりしたことは「たとえ分からなくても」子どもに説明することは大切です。

「子どもに入っても分からないから」と説明をしないと、子どもはいつまでたっても分からないままです。

分からなくてもいいから、大人と同じように話していくと考える力のある子どもが育ちます。

参考文献:「考える力」がある子どもの育て方

子どもの言訳をしっかり聞く

やってしまった失敗に対し、言訳することはよくないと思いがちですが、子育ての上ではちょっと違うようです。

子どもに、なぜそんなことをしてしまったのか理由を聞いてあげましょう。

子どもの心の中では、言訳をしているうちに自分がやったことが整理されていきます。

なぜそんな行動をとったのか、自分がとった行動が正しかったのかどうか、子どもなりに考えます。

言訳をするとすぐに怒ったのでは子どもの心が育ちません。

参考文献:「考える力」がある子どもの育て方

漢字は幼い時のほうが覚えやすい

大人より幼児のほうが漢字を覚えやすいというのはご存知でしたか?

漢字の読みに関してですが。

書くことは訓練が必要です。でも読めないものは、書けません。だからまず、漢字を読むということに関して話をしたいと思います。

私たち日本人は、ひらがな、カタカナ、漢字を使っています。

大人は、当然のように漢字よりひらがな、カタカナのほうが簡単と考えますが子どもが覚える場合はちょっと違うようです。

漢字について、この漢字は難しい、易しいなどと言いますが、それはあくまでも大人の勝手な判断です。

子どもは右脳中心に物事を考えるので、大人の判断に関係なくイメージしやすいものは易しい文字ということになるのです。

漢字は表意文字、文字自体が音と意味と形を表現しています。

世界の中で、音、意味、形を表現する文字は他にはないそうです。

右脳中心で考える子どもたちには、音しか持たないひらがなを覚えるよりも漢字を覚えるほうが簡単なのだそうです。

また、画数が少ない漢字より画数が多い漢字のほうが覚えやすいといいます。

文字についていえば、子どもにとって大人が難しいと思うことが簡単で、大人が易しいと思うことが難しいということになります。

これは、8歳くらいまでの子供に当てはまるということです。

2010年4月6日火曜日

どんな自分になりたい?

自分について考えたことがありますか?

自分の将来の仕事についてでなく、自分がどんな人間になりたいか、自分自身の中身についてです。

そして、どんな生き方をしたいかです。

中学生、高校生では、テストや部活、入試のことで精一杯、考えたことがない人がほとんででしょうか。

でも、今の自分自身や「なりたい自分」について考えてみて下さい。

ここで言うどんな自分になりたいかは、「どんな性格の自分になりたいか」という意味です。

将来の仕事については、今思い浮かばなくても、「どんな性格の人間になりたいか」なら今の自分を基準にして想像できるのではないでしょうか。

なりたい自分が見えてくると、自分がどういう行動をすればいいのかが見えてきます。

将来の自分を意識できれば、今日より明日の自分は進歩しているはずです。

予習の目的

予習の目的は、次の日の勉強で、分からないところ、分かりにくいだろうなという箇所を見つけておくことです。

そうすることで、授業を受けるときの姿勢が違ってきます。

始めて学習する内容を1回聞いただけでは、自分がどこが分かっていて、どこが分からないのかを理解できません。

しかし、予習をしておくことで、講義を受けるとき自分が理解しにくい部分について意識を集中して聞くことができ、授業内容の理解が格段に違ってきます。

予習は長い時間する必要はありません。1科目につき5分前後で十分。

教科書の内容で、疑問にもつ箇所を探し出しチェックをしておくだけ、これならあなたもできるでしょう。

絵本を読むということ

絵本というのは、子供のために書かれている本なのだけれども、実は大人がもう忘れてしまった子供の頃の気持ちを思い出すためにも書かれていると思います。

絵本を読むことで、子供と同じ気持ちになれ、時間が共有できるんですね。

そして、子供をひざの上に乗せ、絵本を読んであげることで、子供は身体でお母さんの愛情を感じながら物語の中に入っていきます。

子供にとって、母親のひざの上はとても居心地のいい場所で、身体全体で愛情を受け止める場所です。

子供が反抗期のときでも、身体は親の愛情をしっかり覚えているものなのだそうです。

これは、友人の保育士さんから聞いた話です。

小学生を持つ親の家庭学習の悩み

小学生の子どもを持つ保護者の悩みについての新聞記事を読みました。

家庭学習の悩み上位は、1位「子供に合った勉強法が分からない」、2位「勉強のことで子どもの接し方が分からない」、3位「塾を利用した勉強法が分からない」、4位「受験に対する正しい情報を知りたい」、5位「勉強に対する子どものやる気がみられない」のだそうです。

子どもが勉強する場所については、リビングが6割、子ども部屋が3割。

小学生の勉強は、低学年のときから家庭で勉強の習慣づけができるかどうかポイントになります。

低学年の時には、「親が子供と一緒に勉強する」という形をとると家庭学習の習慣がつきやすいです。親の目の届く範囲で、子どもに宿題をさせる、分からないことがあればすぐに親に聞くことができるので、子どもも安心して勉強することができます。

リビングやダイニングという場所は、こういう視点から見れば、家庭学習の場所として最適に場所といえるかもしれません。

子ども部屋のほうが、子どもが集中できると考えないほうがいいと思います。

小学校の低学年では、宿題を含めた家庭学習も親子の大切なコミュニケーションの1つと考えて下さい。

脳活性化の朝カレー

朝にカレーを食べると、スパイスの効果で脳が活性化される「朝カレー」を知っていますか?

朝のカレーは実際に脳の機能を活性化するそうです。

計算力、集中力がアップして、受験の朝食にぴったり。

これについては、しっかりとした研究結果が出ていて、「カレーを食べると脳内血流が4%アップする」、脳内血流がよくなることで集中力、計算力がアップするのだそうです。

カレーを食べた人の脳波を調べたところ、脳の「情報処理」を担当する部分の働きが活発になることが確かめられています。これは、カレーのルーの中に含まれているスパイスによるもので、その成分は市販のルーにも十分含まれている成分です。

朝から頭がフルに動くようにしないといけない受験生にとって、朝カレーは強い味方になってくれます。

またカレーに含まれているスパイスは、免疫力を高め風邪をひきにくい体にしてくれます。

野菜を多く含んだカレーを食べることで、栄養的にもバランスが取れた食事をすることにもなりますね。

笑うと頭が良くなる?

新聞を読んでいたら「笑うと頭が良くなる」という内容の記事を見つけました。

誰でもできる簡単なテストで、知覚や思考、推理、記憶などといった脳の高次機能を測定できる「仮名拾いテスト」という検査法があります。

これを、笑わないで行った場合と、笑った後で行った場合とで比較したようです。もちろん、笑う前後で使用する文章は変えてあります。同じ文章を使ったのでは、意味がありませんからね。

この実験の結果では、笑った後のほうが、正答数が増え間違えた数は減っていたそうです。

テスト勉強をするときや、何か暗記などをするときちょっと笑ってから始めると勉強がはかどる可能性があります。

でも、保証はできません。

英語の周波数は日本語より高い

英語の周波数は、日本語の周波数よりはるかに高いそうです。

具体的には、日本語として話されている音の周波数は、125~1500ヘルツ、アメリカ英語は、1000~4000ヘルツ、イギリス英語が、2000~12000ヘルツというデータがあります。

英語の音に慣れていないと、日本語にない英語特有の周波数の音は雑音として脳で処理されてしまうそうです。

この英語独特の音を聞き取るようにするためには、英語の音を聴いて慣れるしかないとのこと。大人になってからだと、この英語の音に慣れるのに時間がかかります。

英語を早く始めたほうがいいという根拠はこんなところにもあるようです。

読書の習慣をつける

思考力や表現力をつける基となるのは、読む力をつけることです。やはり読書の習慣は大事です。

子供が本を読みたくなる雰囲気を作るのには、まず親が読書を楽しむ姿を子供に見せることです。

短い時間でいいので、「家族の読書タイム」を作ってみてはどうでしょうか。子供と一緒に本屋さんや図書館に通うのも、本が身近になるのでオススメです。

でも、なかなか本を読もうとしない子供もいます。

読書の楽しさをまだ知らないからで、一度楽しさを知れば、自分から本を読むようになります。そういう子供には「読み聞かせ」をすることで本に興味を持たせることができます。

読み聞かせというと、幼児に行うものだと思いがちですがそんなことはありません。

面白い本であれば、幼児や小学生ばかりでなく中学生でも聞き入ってしまいます。

読書が苦手な子供には、ぜひ「読み聞かせ」をしてみて下さい。

思考力と判断力をつけるアウトドア体験

思考力と判断力は、机の上の勉強だけでは育ちません。

いろいろな体験をすることによって、伸びていく部分が大きいのです。

土日や長期の休みを利用して、ハイキングやキャンプに出かけたり、博物館美術館にでかけるなど、子供と一緒にさまざまな体験をしてみましょう。

最近の子供に不足している自然体験ができるキャンプは、普段の生活では味わえない作業や、不便さの中での体験ができるので思考力、判断力が鍛えられます。

また家族旅行などに出かけるとき、子供に計画を任せてみるのもオススメです。

最初は、日帰り旅行などのプランを子供と一緒に立ててみます。

親の意見はアドバイス程度にして、子供が主役です。

ガイドブックなどで行き先を決め、何を見るか、何時に出発すればいいか、昼食はどこで食べ、何時に帰宅するかなど一緒に考えてあげましょう。

目次を作ると覚えやすい

目次を作って勉強すると効果が上がります。

本の目次を見ると、その本に書かれている内容がどんなことなのかが分かりますね。それと同じように、勉強の場合も目次を作ってから内容をまとめていくと覚えやすいのです。

この目次勉強法に向いている科目は、特に社会と理科です。

例えば、歴史なら時代別に目次を考えます。

大きな目次は、飛鳥時代、奈良時代、平安時代というようにします。

大きな目次の中に、小さな目次(小見出し)を人物や出来事で作ります。

飛鳥時代の中を、聖徳太子、中大兄皇子などそれぞれの人物や出来事についてまとめていきます。

歴史の流れの順番に目次を作っていけば、頭の中でも整理しやすいですし入試の時にも役立ちます。

理科はそれぞれの単元が章に分かれています。

各章をそのまま大きな目次にしていき、それをさらに小さな目次に分けてまとめればいいでしょう。

この目次式勉強法では、それぞれをまとめながら、またはまとめた後で大きな目次を言ってみて、そこに含まれている小さな目次を言えるようにします。

次にそれぞれの小さな目次に含まれる内容を答えられるようにしていきます。

この勉強法のコツは、必ず口で言えるようにすることです。

何も見なくても内容が言えるということは、しっかり覚えているということです。

頭の中で考えるだけでなく、口に出すことで自分で理解できているかどうかも確認できます。

予習と復習

授業前日の予習は、1教科に付き5分から10分程度で十分です。

翌日に勉強する予定の教科書の部分にざっと目を通して、気になるところを書き留めておくだけ。

気になったところを意識して授業を受ければ、きっと学校の授業の理解度も増すはずです。

復習も、その日勉強した内容を見返して確認しておく必要があります。

それも、そんなに時間をかける必要はありません。

自分が分からない部分があるかどうか確認し、分からないところは、翌日友達や担当の先生に聞き、ノートに補足しておきましょう。

これだけでも、あなたの成績は上がるはずです。

やればやるだけ記憶力は上がる

記憶するという作業は、やればやるほど効果が上がってきます。

途中で投げ出さないで続ければ、最初は1日に1日5個覚えるのも大変だったのに、1ヵ月後には楽に30個や40個くらい覚えられるようになる人もいます。

記憶という作業を続けていくと、記憶力がどんどんよくなっていくということです。

以前は、年齢によって記憶する力が落ちるといわれていました。

しかし最新の科学では、年齢は関係ないということが分かってきました。

年齢を重ねると、若いときのように記憶する作業をする機会が減ります。このため記憶力が低下していくだけだったのです。

記憶という作業を続けていくと、脳の神経細胞であるニューロンの数が増加し、その増加に伴って記憶力が飛躍的に伸びるということです。

記憶を邪魔する作用

一度のたくさんの事を覚えようとしても、なかなか覚えられません。

これはなぜでしょうか?

これには、しっかりとした科学的な理由があります。

普段あまり勉強をしないあなたが、テスト前になって慌てて「よし!この3日間でまとめて覚えてしまえ」と勉強を始めたとしましょう。

あなたは、まずAという事柄を覚えます。つぎにBを覚えようとしたとき、すでに覚えたAの記憶がBを覚えようとするのを妨げてしまうんです。

また、Bを記憶した場合、今記憶したBがすでに覚えてしまったAが記憶として定着するのを妨げることもあります。

この作用の事を「順向抑制」「逆行抑制」と呼びます。

これは、同じ科目の学習を続けるときに現われやすい作用です。

この作用のために、1つの科目について1度にたくさん覚えようとすると、とても効率が悪くなるのです。

ですから勉強をする場合、なるべく複数の科目を組み合わせて学習するようにすべきです。

例えば、2時間勉強するとしたならば、40分ずつ3科目の勉強をして、科目と科目の間に5分から10分程度の休憩を入れるような方法で勉強しましょう。

効率アップ勉強法 音読の効果

音読は脳を活性化します。

音読をした後は、脳全体の働きが2~3割活性化するそうです。

前頭前野の部分では、3倍も働きがよくなるといいます。

勉強を始める前は、音読することで脳も準備運動をすることが出来、学習効率が上がるのでぜひ試してみてください。

物事の理解は、読み方と連動しています。

何度も文章を声を出して読み、上手に読めるようになると、理解が進んでいきます。

これは、目から入る文字情報に加え、声を出すという運動、耳から入る音など黙読よりも多くの器官を使うためでもあります。

音読を繰り返すと、読んだ事柄の要旨を説明できるようになります。

音読により記憶の定着度が上がり、読解力もついていきます。

教科書を何度も音読することだけで、効果があります。特に社会のテスト前には音読することを薦めます。

社会に限らず、国語、英語、理科、数学の文章問題などどの教科においても効果があります。

2010年4月5日月曜日

現代人の食事  ニワトリ症候群

ニワトリ症候群という言葉を聞いたことがありますか?

現代人に多い食事の特徴を表している言葉です。

孤食、欠食、個食、固食、これらの頭文字を拾うと「コケコッコ」になりますね。それで、これら4つの食事の問題を「ニワトリ症候群」と呼んでいます。

孤食というのは、1人で食事をすること。欠食というのは、朝食などの食事を抜くこと。個食というのは、家族が別々に好きなものを食べること。固食というのは、いつも同じものばかりを食べることです。

食事は、生きていく上の基本的なもので、子どもの心と体の成長にとって、とても大切なものです。

子どもの頃の食生活は、成長してからのこどもの体格や生活と密着した関係にあります。

食事は、必要な栄養素を取ればいいというものだけではありません。

家族のコミュニケーションの場でもあることを忘れてはいけません。

朝食や夕食、できるだけ家族揃って食べて、家族お互いのコミュニケーションを大切にしてください。

睡眠不足で慢性の時差ぼけになる

人間の体内時計は、1日が25時間であることはよく知られています。

それが太陽の光をあびることで、地球の1日が24時間という周期にしてくれます。

夜更かしをすると、夜遅くまで光の刺激を受けているため、この1日が24じかんというリズムが狂ってきます。

そのため、夜眠れない、元気が出ない、食欲が涌かない、集中力や気力のていかを招き人間の昼の活動量を減らしてしまいます。

いわゆる時差ボケの状態です。

それだけではありません。

光の刺激を受け、体内時計を地球の周期に合わせてくれる野の部分は、視交叉上核といいます。この部分は、睡眠や覚醒を管理しているだけでなく、体温やホルモンの分泌などにも関与しているところです。

子供の成長ホルモンの分泌や老化防止、ガンの予防になるメラトニンというホルモンの分泌にも影響が出てきます。

夜更かしや睡眠不足は、体を作り回復させるさまざまな活動に、悪い影響を与えます。

夜更かしが生むキレる子ども

夜更かしが、子供が自分の感情をコントロールできなくし、キレやすい子どもを作ります。

しっかりとした理由があります。

セロトニンという脳内伝達物質の働きが低下するのです。

セロトニンは、神経を安定させる作用があり、この分泌が低下すると、「脅迫神経症」「不安障害」などの精神不安定状態になります。

頻繁にイライラする子供の特徴として、「就寝時間が12時過ぎ」「朝食抜き」など共通の特徴があります。

そして、朝の光がセロトニンの活性を高めるということが研究で分かっています。

夜更かし、睡眠不足は子供にとって何もいいことがありません。

寝起きの英語リスニング

寝起きのぼんやりした状態で、市販の簡単なリスニングCDを聞き、それに合わせて英語を読み上げてみましょう。

これを、毎朝10分くらい床の中で行います。

寝起きの状態は、潜在意識が無防備になっていて、英語そのものを右脳で感覚的に受け止めます。

そのため、英語がスッキリと頭の中に入り、リスニングが強くなるということです。

ただし、聞く英語は意味がある程度分かっているものにして下さい。

文章題ができないのは

計算はできるのに、文章題になると駄目だという人がいます。

本はたくさん読むのに、数学の文章題になると意味がつかめない。

文章と計算が結びつかない。

なぜでしょうか?

これは、物語と文章問題では、文のつくりが違っているからです。

物語なら、流し読みしても内容は大体分かりますが、文章題ではそうはいきません。

これは、文章中の言葉の密度が違うからと言ってもいいかもしれません。

文章題が苦手な人は、繰り返し繰り返し問題を読み、内容をはっきり捉える練習が必要です。

深呼吸して集中する

気分が落ち着かずイライラしているときは、呼吸が浅く脈拍も速く、血圧が高くなっています。

緊張しているときは、大抵浅い呼吸になっています。

こんな状態が、勉強に良いわけがありません。

勉強を始める前、試験の前には、深呼吸をして心を落ち着かせて始めると、集中してできます。

一人で勉強しているときも、ときどき深呼吸して気を静め、頭の働きを活発になるよう心がけてみましょう。

効率よく勉強ができるはずです。

時間があると何も出来ない

時間に余裕があると、かえって勉強ができません。

気持ちが緩んでのんびりして、できることまで出来なくなってしまうのです。

「忙しい人ほど暇がある」という西洋のことわざにあるように、忙しい人は、集中して仕事をするのでその後時間に余裕ができます。

時間は少し足りないくらいのほうがいいようで、緊張と集中の中での勉強は、いい結果を生みます。

時間は必要ですが、あると思うのはよしましょう。

いつも時間が足りないくらいの気持ちで、勉強しましょう。

疲れたら休みましょう

疲れたら、積極的に休みましょう。

でも、だらだら休息しても疲れは取れません。軽い体操など、軽く体動かしてみましょう。一見疲労回復にならないような印象を受けますが、これは理にかなった休息法なのです。

体を動かすことによって、勉強に使っていた脳の部分が休まり、気分転換にもなります。

休息で、能率が50%以上高まると言われています。

「自分にはできるんだ」と信じる

「自分にはできるんだ」と信じると、人は予想外の力を発揮します。

これは、自己暗示の一つですが、さまざまな実験によって証明されています。

人は、思い込みによって恐ろしいほどの反応を示すのです。

勉強を成功させるには、まず自分自身に「ぜったいにできるんだ」と信じ込ませることです。

やろうと思ったらすぐやろう

やろうと思ったことは、すぐ始めましょう。

人が、習慣になっていないことをするのは億劫に感じます。いいと思ったことをすぐに出来ないでブレーキがかかってしまう理由は、ここにあります。

しかし、いったん習慣になってしまうと、それほど苦痛は感じないはずです。

他人より前に出たいと思うならば、いいと思ったことはすぐに始めましょう。

あなたは、実力アップする貴重な機会を捨ててはいませんか。
この次、まだ時間はある、などと言って物事を先送りして後悔したことはありませんか。

やろうと思ったらすぐに始めましょう。最初はやせがまんでも、自分を奮い立たせてすぐに始めましょう。

暗記は早めに始めよう

暗記は、早めに始めないと後悔します。

人の脳には、一時的な記憶をする部分と、長期的な記憶をする部分があります。情報は、最初一時的な記憶の部分に入ります。この情報は、そのままにしておくとすぐに忘れてしまいます。

でも、同じ情報を、何度も一時的記憶をする部分に入力すると、その情報は長期的記憶をする部分に移されます。

人が物を暗記するためには、何度もその情報を入力し、それなりの時間が必要なのです。だから、なかなか暗記できないのは普通のことと言えるのです。

ですから、暗記を後まわしにすると、テストで後悔することになりますよ。

子どもの話の聞き方

どんなときでも、話を聞いてもらえると安心感が生まれます。

悩みがあるときならなおさらです。

親が言いたいことがあっても、先に子供の話を根気よく聞いてあげてください。

相手の感情が高ぶっているときは、こちらがどんなに正しいことを言っても相手は聞く耳を持ちません。だからまずこちらが相手を聞く耳を持ち、相手がこちらの言いたいことを聞くだけの心のスペースを持てるようにして下さい。

さらに、話を途切れさせずに、子どもの考えを引き出す聞き方があります。

相手の言ったことを受け止め、オウムのように復唱することです。

相手の言葉に対して「そうだね、○○なんだね」と相手の言うことを肯定します。

これは、言葉自体を認めると同時に、相手の存在を尊重していることになります。 

復唱することで会話が途切れないばかりでなく、相手の本当の気持ちや今の状態がだんだんと分かってきます。

子どもと話そう、語りかけよう

学力と基本は言葉、言語能力です。

この能力を形成する一番の要素は、親の子供への語りかけです。

このことは、親が子供に語りかける言葉の質や量が、子供の能力の発達を大きく左右することを意味しています。

子どもの話しを聞いてあげよう

子供が勉強に身が入らないとき、一方的に勉強を押し付けるような言葉を言ってはいけません。

そんなときは、まず相手の話を聴いてあげましょう。

子供の話を遮らないで、話しているときは批判したりアドバイスしたりすることもやめましょう。

ただ、話を聴いてあげてください。

それで子供の心も楽になるはずです。

褒めてあげよう 認めてあげよう

言われたことしか出来ない。
考えない。
意欲がない。

なぜでしょう?

人は自己満足することで喜びを感じます。
この満足も、人に認められてこそでてくるものです。
どんなに素質があっても、認めてもらえなければ伸びません。
逆に、そんなに素質がない人でも認めてもらえれば、出来る人になる訳です。