2012年11月29日木曜日

テストのやり直しをしよう

よく父兄の方が、「うちの子は勉強ができない」と言いますが、さて、勉強ができないというのはどういうことか考えたことがありますか?


親が言う「勉強ができない」はテストの点が悪い。

たぶんこれに尽きるのですが、できるようにするにはどうしたらいいか家庭で考える方は少ないようです。

一番簡単な方法は、できなかった問題を確実に正解が出せるようになるまで練習することです。

これだけでかなりテストの点数は上がっていきます。

でも、家庭ではなかなかやらないんですね。

塾に丸投げ!

塾も学校の進度との兼ね合いがありますから、ある程度は家庭学習でお願いしたいんですが。

ああ!

ちょっと愚痴みたいになっちゃいましたね。

すみません。

でもこのテストのやり直し宿題に出してしっかりやって生徒は、確実に生成が上がっています。

ぜひ、やらせてみて下さい。


2012年11月23日金曜日

四コマまんがで読解力をつける2

この四コマまんがを上手に利用して、国語の力を伸ばす方法の2回目です。

今回は3つ目の方法から。

3、 タイトルや見出しをつけてみる
四コマまんがに、タイトルは付いていません。そこで、子供にタイトルや見出しを10見字程度で書かせてみます。

4、 ストーリーを文章にする
まんがを見て、そのストーリーを文章にしてみます。

どれも家庭で簡単にできることです。

子供に強制するのではなく、興味を持てるよう工夫して試してみて下さい。

2012年11月21日水曜日

四コマまんがで読解力をつける1

新聞には四コマまんがが掲載されています。

それが、季節や社会の出来事などをたった4つの絵だけで表しているんです。

これってすごいと思いませんか。

この四コマまんがを上手に利用して、子供に社会の出来事などに興味を持たせ、文章を読みとる力、考える力を伸ばしてみましょう。

1、 まんがの並び替え

四コマのまんがを1コマずつに切り取、それを正しい順番に並び変えるゲームをしましょう。単純ですが、しだいに文章の構成力の基礎ができていきます。

2、 面白さを書き出す
四コマまんがを見せ、まんがの「伝えたい事」「おもしろさ」を書き出させます。

2012年11月17日土曜日

いじめをなくすヒントが書かれた本

この本は、紹介せずにいられませんでした。

タイトルは、「いじめ 心の中がのぞけたら」

朝日中学生ウイークリーに連載中の漫画「明日がくる」を書籍化したものです。


この「明日がくる」は、「いじめ伝言板」という投稿欄に寄せられた投書をもとにして、物語を構成、漫画にしたもの。

だから、作り物ではない、いじめる子、いじめられる子たちの本音が伝わってきます。

短い物語の中に、あなたと同じ悩みを持った人が出てくるかもしれません。

学校などでもこの本を題材に、いじめについて話し合い、議論し、考えを深めてみてはどうでしょう。

小学生や中学生だけでなく、多くの人に読んでもらいたい本です。

学校だけでなく、世の中からいじめをなくすヒントがいっぱい詰まっているように感じました。

ほめれば伸びるは本当!!

子供は、ほめて育てるのが基本です。

でも本当に伸びるの?

甘やかすことにならない?

そんな考えの方もいるでしょう。

ほめれば伸びるということが、愛知県の自然科学研究機構生理学研究所の実験で明らかになりました。


研究グループは右利きの成人男女48人に、キーボードの1~4を使った5ケタの数字を左手で決められた順番にできるだけ早くたたく運動を覚えてもらいました。

そして、運動直後に、

1、 自分がほめられる。
2、 他人がほめられるのを見る。
3、 自分の成績をグラフだけで見る。

この3つのグループに分けました。

翌日覚えた順番通りにキーボードを何回たたけるか実験したところ、自分がほめられたグループは前日からの成績が20%伸び、ほかのグループは13~14%の伸びにとどまったという結果になりました。

この研究は、米オンライン科学雑誌プロスワン、11月7日号で発表されたそうです。

子供の心はもっと純粋なので、勉強でも運動でも、ほめることで20%以上伸びるかもしれませんね。