2020年1月24日金曜日

中学2年生理科 肺による呼吸



肺は膨らんで空気を取り入れ、縮んで空気を吐き出しています。この働きを呼吸運動といいます。


肺は自分で動けない

肺には筋肉がないので、自分自身で膨らんだり縮んだりはできません。では、どのようにして呼吸運動をしているのでしょう。

肺は、肋骨と肋骨の間にある筋肉と横隔膜で囲まれた胸こうという空間の中にあります。

横隔膜が下がると胸こうが広がり空気が吸い込まれ、横隔膜が上がると胸こうが縮まり肺から空気が出ていきます。


空気は何処へ行く?

吸い込まれた空気は、気管を通って肺に入ります。肺は気管の先が細かく枝泡かえして気管支と、その先にある肺胞という小さな袋がブドウの房上に集まったものでできています。

ちなみに、肺胞の大きさは直径が0.1ミリ~0.2ミリで、大人だと3億個から5億個あるそうです。

肺胞は、毛細血管で網の目のように包まれ、ここで気体(酸素と二酸化炭素)の交換が行われます。

期待の交換は、濃度の高いほうから低いほうへと自然に移る仕組みです。

肺胞は、心臓から送られてきた血液から二酸化炭素を取り込み、酸素を血管へと送り出しています。

ちなみに私たちは1分間に12回~20回呼吸をします。

1分間に15回とすると、1時間では900回、1日で21600回呼吸していることになります。

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