2020年1月18日土曜日

中2理科 栄養分の吸収



消化された栄養分はどっから吸収されるか?

消化酵素によって分解された栄養分は、小腸のひだにある柔毛から吸収されます。

ちなみに、人間の腸の長さはおよそ8メートル、内側の半径は2.5センチメートルの管になっています。

柔毛は、表面積を大きくして、効率的に栄養分を吸収するた目にあるもので、柔毛を平らにして伸ばすと、バスケットボールのコート半分くらいの面積になります。


栄養分はどんな形になって吸収されるか

デンプン、たんぱく質、脂肪は、体内に吸収されるとき次のようのものになっています。

デンプン→ブドウ糖
たんぱく質→アミノ酸
脂肪→脂肪酸とモノグリセリド

このうちブドウ糖とアミノ酸は柔毛から毛細血管に入り、肝臓を通って全身に運ばれていきます。

脂肪酸とモノグリセリドは、柔毛の表面から吸収された後再び脂肪となって、リンパ管に入り、更に静脈に入って全身に運ばれます。

水分のほとんどは、小腸と大腸で吸収されます。

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