2020年1月11日土曜日
中2理科 植物と動物の細胞のつくり
植物細胞と動物細胞のつくりについて説明します。
動物細胞と植物細胞に共通している作りは、核と細胞膜です。
細胞膜というのはちょっとイメージし難いでしょうか?
皆さん、シャボン玉を作ったことがあると思います。あのシャボン玉の泡のようなものです。
シャボン玉は触るとすぐにはじけて消えてしまいますが、細胞膜はそんなことはありません。
植物細胞には細胞膜の外側に細胞壁があり、核と細胞壁以外の部分を細胞質と呼んでいます。
植物細胞には、葉緑体と液胞があり、液胞というのは細胞活動でできたものが入っていて、古い細胞ほど液胞は大きく、新しい細胞の液胞は小さくなっています。
この部分が、細胞のつくりで定期テストなどに出やすい部分です。
細胞にはこのほかに、ミトコンドリア、リボゾーム、ゴルジ体などもありますが、こちらはテストに出ることは少ないです。
細胞の観察について
細胞を観察するとき、プレパラートを作りますが、カバーガラスをかけるとき空気の泡が入らないように注意します。
カバーガラスをかけるのと一緒に、核を染め細胞を見やすくする薬品を使います。
この薬品は3種類あるのですが、みなさんは自分が実験で使った薬品だけ憶えて下さい。
1、酢酸オルセイン溶液 核がピン黄色に染まります。
2、酢酸カーミン溶液 核が赤く染まります。
3、酢酸ダーリア溶液 核が青紫色に染まります。
カバーガラスをかけたあと、カバーガラスを上から押すと余分な液がはみ出しますが、これはろ紙で拭き取りましょう。
上からカバーガラスを押すのは、細胞が重ならないようにして観察をしやすくするためです。
以上を覚えて下さい。
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