2020年1月21日火曜日

中1歴史 奈良時代の文化



710年、平城京に都を移してから、794年平安京に都を移すまでに時代を奈良時代と言います。

唐にたびたべ遣唐使を送っていたので、唐の進んだ文化や制度が日本に伝わりました。


聖武天皇の時代

奈良時代を代表する文化が栄えたのは、聖武天皇の時代。この時代の文化を天平文化と言います。

聖武天皇は、仏教の力で国を守ろうと考え、地方の国ごとに国分寺と国分尼寺を、都に東大寺を立て、大仏を造立しました。

東大寺には、聖武天皇の遺品をはじめとする1200年以上もまえの品がおよそ1万点納められている正倉院があります。正倉院は、三角形の木材を組み合わせた校倉造で作られ、この部分は時々テストに出るので覚えておきましょう。

753年、唐の仏教を伝えるために鑑真が日本にやってきました。


奈良時代の書物

奈良時代に、古事記と日本書紀という歴史書と、地方の地理、産物、伝承などを国ごとにまとめた風土記という本が作られました。

歴史書は古事記が日本語で書かれ、日本書紀は漢文(中国語)で書かれています。つまり、古事記は国内向けに、日本書紀は海外(主に中国)に向けて書かれたものだと分かります。

日本最古の和歌集、万葉集が作られ、この中には天皇や貴族から農民、防人たちの歌まで約4500首の歌が納められています。



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