2020年1月13日月曜日
中学理科 体を流れる2つの液体(血液とリンパ液)
体を流れる2種類の液体とは
私たちの体の中を2種類の液体が流れています。
それは、血液とリンパ液です。
血液には液体成分の血しょう、酸素を運ぶ摂家級、病原体を分解する白血球、出血したとき血液を固める血小板があります。
これに対しリンパ液ですが、リンパ液は血液の液体成分の血しょうが毛細血管からしみだした組織液、その一部がリンパ管に入って流れているもので、リンパ球が多く含まれています。
リンパ球は、病原体を退治する細胞で、白血球の仲間です。(リンパ球は血液の中にも流れています)
リンパ液
リンパ管は欠陥と同じように前進に張り巡らされた管で、この間に集まったリンパ液は左右の鎖骨の下あたりで静脈に入って血液となって流れていきます。
この部分だけ聞くと、血管があればリンパ管はいらないんじゃないかと考える人が出てきそうですが、リンパ液にはリンパ液の役割があります。
リンパ液の役割は、大きくて毛細血管に入れない物質を静脈に届けることです。
特に、細胞がエネルギーを作り出すとき(細胞呼吸)に出る老廃物は、大きくて毛細血管に入ることができません。
このため、リンパ管に入りリンパ液によって静脈まで運ばれるのです。
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