2020年1月15日水曜日
中2理科 唾液の働き
食べ物を体内に吸収できるくらい小さくすることを消化と言います。
その消化を最初にしてくれるのが唾液。
その唾液の働きの実験について動画で説明しました。
唾液の働きの実験
デンプンのりと唾液、デンプンのりと水の入った試験管を2本ずつ用意します。
この2種類の試験管を約40度のお湯につけて10ッ分間置いておきます。
これは、消化が体内で行われるので、実験も体温に近い温度でするためです。
デンプンのりと唾液、デンプンのりと水の2本を1組にして両方の試験管にヨウ素溶液を入れます。
ヨウ素溶液はデンプンに反応すると色が青紫色の変化する薬品です。
ヨウ素溶液が反応したのは、デンプンのりと水が入っている試験管。デンプンのりと唾液が入ってる試験管は反応がありませんでした。
次に同じ組み合わせの試験管2本にベネジクト溶液を入れ加熱します。
ベネジクト溶液は糖に反応すると赤褐色の沈殿ができます。試験管を加熱するとき試験管の中に沸騰石を入れるのを忘れないようにして下さい。この部分は時々テストに出ます。
ベネジクト溶液が反応したのは、デンプンのりと唾液が入っている試験管でした。
実験結果から分かること
1、デンプンのりと唾液が入っていた試験管の中にはデンプンが無くなった。
2、デンプンのりと唾液が入っていた試験管の中には糖ができていた。
結論
唾液にはデンプンを糖に変える働きがある。
この実験から以上のことが推測されました。
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