学校3年生になると、算数が苦手になる子どもが多く出てきます。
この年齢は、直観的思考から論理的思考へ、具体的思考から抽象的思考へとものの考え方が転換していく時期です。
それに合わせて、算数の問題もこの年齢に合ったものに変わってきます。
つまり、論理的に考えないと解けない問題が出てくるのです。
論理的に考える力が十分に育たないままこの時期を迎えると、質問の内容が理解できなかったり、問題そのものの意味が分からなかったりして算数が苦手になっていくのです。
これを、9歳の壁と呼びます。
お子さんが「問題の意味が分からない」ということが多くなっていたら、それは9歳の壁にぶつかっているのかもしれません。
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