2013年3月5日火曜日

英語を苦手にしないコツ

中学1年生では、6割以上の使徒たちが英語に興味があるのに、中学3年生になると英語に興味がある生徒は半分以下になってしまいます。

さらに、中学3年では30%近くの生徒が、内容が分からないまま授業を受けていることが報告せれています。

普段日本語だけで十分に生活出来る生徒たちに、英語が大切だから、社会がグローバル化しているからといくら言ったところで、実感が待てないというのが現実です。

使う必要を感じられない、そんな教科をどうして好きになれるでしょうか。

 実際に使ってみることができないから、どんどん英語が苦手になっていくのだと私は思います。


● 試合のないスポーツの練習

スポーツに例えてみれば、分かりやすいのではないでしょうか。

例えば野球。

試合をすることもないのに、ランニングや玉ひろい、ノックを受ける練習ばかりしていたらどうでしょう。

打者は試合でバットを振ることもなく、ピッチャーも試合で投げることがないのに、ただただ練習だけさせられている。

練習試合にしろ大会にしろ、試合で勝つという目標が合ってはじめてやる気が湧いてきます。

試合という成果を試せる場面があるから、一生懸命練習出来るのです。

英語もこれと同じです。

学校では、勉強をした成果を試せる場面がテストだけです。

テストだけのための勉強が、楽しいとは感じられないでしょう。

中学生の間中このことが続くのですから、英語を好きになる機会はほとんどきません。

自分が英語を上達したと感じられる場面が、学習の場に必要です。

定期的に、英語で話す機会を設け、それに向けて学習する。

実際に英語を使うことを前提にして勉強することで、質の高い授業ができます。

また、実際に英語を話さなくてはならないので、生徒も授業に参加しやすくなります。

そういう工夫さらた授業を行うことで、子どもたちの英語力が向上し、英語を使う楽しさも感じられるようになるのではないでしょうか。

2013年2月15日金曜日

中学受験をする理由2 公立中学に行かせたくない

最近は、公立中学校に行かせたくないと考えている父兄の方が増えています。

現在の公教育に不安を抱えているのです。

子どもたちの話を聞くと、実際に先生を馬鹿にし、授業を真剣に受けない子どももいるようです。自分が授業を受けないだけならいいのですが、授業を妨害し、授業が成り立たない場合もあります。

授業が成り立たなければ、学力が身に着くはずもありません。

教師に対する不信感、学力に対する不安、子どもを守りたいという気持ちを持つお父さんお母さんが増え、私立中学受験を選ぶケースも増えています。

中学受験をする理由1 大学受験に有利

公立の中高一貫校もありますが、私立中学受験を希望する生徒がほとんどです。

子供自身が受験したいというより、親が受験させたいということでしょうが。

中高一貫校は、6年間の一貫教育を行っています。

このため、大学受験に向けた学年を先取りした授業を行い、高校3年次は大学入試に集中した授業を行うことができます。

このことは、公立の中学から受験をして高校に進んだ生徒より大学受験に関して有利です。

大学進学をするなら中学からと親が考えて、子どもに中学受験をさせます。

2013年2月14日木曜日

受験では必ず勝てる準備を

入試には、勝つべくして勝つという心構えで臨まなくてはならないと思っています。

つまり、模擬試験において、合格率が80%以上の状態で受験に臨めることが理想です。

受験において、戦国時代の織田信長が桶狭間で今川義元を破ったような劇的な勝利は望めません。

奇策は通じないからです。

戦って負けない準備をして、勝つべくして勝つ、これしか合格する道はないのです。

勝つべくして勝つためには、まず守りをしっかりすること。

入試問題は、ある程度パターンが決まっています。

そこを分析して、取れるべき点をしっかりとれるようにしておくこと。

取りこぼしをしないことが大切です。

2013年2月13日水曜日

ケアレスミスをなくすにはどうしたらいい?

子どもが分かりやすいと感じる授業は、「分かったつもりになりやすい授業」です。

ですから、子どもを指導するときには、必ず子どもが理解できているかどうかを確認する必要があります。

分かりやすい説明は、簡潔で、要点をピンポイントで説明していることがあります。

子どもたちはこの説明を聞き「分かったつもり」でテストを受けるとミスをします。

そして、授業では分かっていたのに、テストでは出来なかったという事実から、自分はその科目を苦手だと思い込んでしまいます。

これをなくすには、生徒の理解度を確認するとともに、こんな風にするとミスをするよということまで教えること。

ミスの仕方まで教えると、子どもたちはテストで失敗しなくなります。

テストで間違えた場合は、なぜ間違えたのかまで教えるのが勝ちのある学習。

そこまで教えないと、子どもには自分がミスをした理由が分かりません。

テスト直しというと、学校や塾の先生は、正しい解き方を黒板に書いて写させるだけ。

自分がどこで、なぜ間違えたのかを気づかないまま勉強が終わってしまいます。

ミスの発生する原因に目を向けないで、成績を伸ばすというのは無理な話です。

2013年2月12日火曜日

子供に英語でも効果を期待し過ぎないこと

小さいうちからの英語学習がいいと聞いて、3歳4歳から英語学習(英語遊び?)を始める家庭があります。

また、小学5年生から英語を学校で学習するので、家庭でも英語に触れさせようと教材を買う方もいます。

そしてしばらくすると、子どもに「やっただけの効果」を期待したりしますが、ちょっと待って下さい。

早急すぎます。

どれだけ英語を聞かせても、一定期間が過ぎるまで、ひと言、二言程度の単語レベルでしか口から出てこないのは当然なんです。

これは、私たちの母語である「日本語」でも同じだったはず。

それなのに、英語学習となると過度の効果を期待してしまいます。

話すレベルのなるには、ある程度の音を脳にため込む期間が必要です。

この期間を無視して、無理やり英語を言わせようとすると、英語が苦痛になってしまいます。せっかく英語に接しているのに、嫌いになってしまったのでは意味がないどころか、やらなかったほうがよかったということになります。

子どもが楽しんで英語に慣れていくように、早急な結果を求めないで下さい。

2013年2月11日月曜日

不要はがきで途上国の子供に夢を

南アジアの女性や子供を支援する国際協力NGO「シャプラニール」が、書き損じや余ったはがきを集めて換金し、バングラディッシュなど3カ国で読み書きや教室などで役立ててもらう活動をしています。

今回の活動は、3月末まで。


書き損じなど未投かんのはがきを全国から郵送してもらい、郵便局で切手シートに交換して換金したお金を利用します。

2012年は、企業と個人から約12万3000枚のはがきが集まり、488万円をこの活動に使うことができました。

バングラディッシュでは、家事使用人として働いている18歳未満の子供が約42万にいて、8割が少女。義務教育は小学校5年生までありますが、大半は家が貧しく学校に通ったことがなく、7割以上が読み書きできないといいます。

シャプラニールは、現地NGOと連帯して少女たちに読み書きや算数、英語のほか保健衛生などを教える教室を、金曜日を除く毎日開き、使用人として働く時間の合間に参加してもらっています。

不要はがき1枚で現地では絵本1冊分、10枚で読み書きの授業1回分に相当するそうです。

支援金は、このほかにネパールの小規模レストランで依然残る児童労働防止の働きかけや、インドの西ベンガル州での家庭菜園や養鶏の技術指導などにも当てられます。

何が上の書き損じなど、不要はがきをお持ちの方は、ぜひこの活動への協力をお願いします。

未投函不要はがき送り先
〒169-8611
東京都新宿区西早稲田2-3-1
シャプラニール
問い合わせ
電話 03-3202-7863